アロエ

アロエ は、古くから世界で利用されてきた薬草

アロエ
アロエ

アロエ は家庭の万能薬

アロエ は、医者いらずと例えられるほど、さまざまな症状に効能・効果をもち、は、昔から世界の国々で親しまれ、薬草として利用されてきたといいます。

現代医学の主流の今となってもさまざまな アロエ の研究が行われています。

気候に適しているということもあり、日本ではキダチアロエやアロエベラがポピュラーで、健康や美容のために利用されています。

アロエのおもな摂取方法には、直接食べる方法と肌に塗る方法があります。アロエの成分は粘膜に浸透しやすい特徴があるので、食べるとすぐに胃腸の粘膜から体内に吸収されます。

外用に使っても、すぐに皮膚に馴染みます。どちらの方法でも効果に期待できます。特にやけどには昔から薬以上の効果があると言われています。

アロエベラはジュースやお茶、お酒に使われたり、粉末やシロップ漬けの状態で販売されてもいます。皮をむくと、透明でゼリー質の中身が出てきますが、苦味がほとんど無くなるので食べやすくなります。

キダチアロエのほうが苦味が強いのですが、やけど、切り傷、虫さされなどの応急処置に便利です。

肌につける場合には、アロエのしぼり汁や湿布などの方法、美容にはアロエの化粧水などがあり、その他にもアロエ風呂といった利用方法もあります。

苦味成分が便秘を改善する

アロエには緩下作用があることが知られていて、便秘の改善に効果的です。これは、アロエの葉を切ったときに出てくる黄色っぽくて苦い汁によるもので、アロインやアロエエモジンという成分が大腸に刺激を与えます。

ただし、摂取する量が多すぎると下痢を起こす可能性もあるので、最初から大量に摂取するのではなく、少しずつにして、自分に合った量を見つけていくのが良いでしょう。

アロイン・アロエエモジンには、健胃作用もあります。

炎症を鎮め、ガンの抑制などにもはたらく

アロエの皮をむくと現れるゼリー質の中には、ムコ多糖体が多く含まれていて、これには抗炎症作用があります。

炎症を起こす物質を分解して、症状を緩和してくれます。のどの腫れや痛み、神経痛、リウマチの炎症などを鎮静させるのに効果的です。

ゼリー状の部分に含まれているムコ多糖体には、ガン細胞の増殖を抑えるはたらきもあります。抗腫瘍や抗潰瘍のはたらきをもつアロミチンが含まれているし、そのほかにも、ガン化に対しての抵抗力を高めたり、発ガン物質を排泄したりする成分も含まれていて、ガンを抑制します。

また、肝機能を改善させたり、血圧を降下させたり、皮膚の老化を防止したりなど、さまざまなはたらきがあります。

アロエの詳しい効能、効果については、こちら。

アロエ にプラスすると効果的な食材

アロエ と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

生の アロエ を食べるには、トゲを取ったり、必要に応じて皮をむいたり、すりおろしたりと、手間がかかります。

そこで、毎日作るのは面倒だからと、まとめてたくさん作り置きするのは良くありません。 アロエ の成分が変質し効果が薄くなったりするので、食べる直前に作るのがおすすめです。

アロエ の原液(アロエを育てなくてもアロエの効能、効果を手軽に体感できます)

無添加のアロエ絞り汁。無農薬、無添加という高品質なアロエの原液です。アロエのさまざまな効能、効果を利用してみたいと思っていてもアロエを育てるのにはハードルが高すぎる…という人にはおすすめです。

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トウガラシ

血行を促進、胃腸のはたらきを高める

トウガラシ
トウガラシ

辛み成分が体をあたためる

トウガラシ といえば、カプサイシンという辛み成分が含まれていることが知られています。

特に種の近くにはカプサイシンが多く含まれているとされていて、この含有量が多いか少ないかで個々の辛みが異なるといいます。

香辛料の中でも体をあたためる作用が強いのが、このトウガラシです。体全体の血行を良くしてくれるので、体が芯からあたたまって、発汗が盛んになります。

カプサイシンがエネルギー代謝を活発にすることによって体温が上昇し、発汗が促されるのです。トウガラシを食べると体が熱くなって汗をかきやすくなるのは、カプサイシンのはたらきによるものです。冷え性や肩こり、しもやけなどにも効き目をあらわします。

エネルギーの代謝を活発にさせるのは体脂肪の分解を促進するアドレナリンというホルモンで、効率良く脂肪を燃焼させることができるので、その結果、ダイエットにも効果的です。

体内に入ったカプサイシンは、血液によって全身に運ばれ、脳や脊髄といった中枢神経を刺激します。この刺激が副腎皮質に伝わって、アドレナリンが分泌されます。

動脈硬化、高血圧を防ぐ

末梢血管を広げ血圧を下げるはたらき、動脈硬化の原因となるコレステロールを減少するはたらき、心臓のはたらきを高め血圧の上昇を抑える、腫瘍ができるのを抑えるなどのはたらきもあります。

カプサイシンは、冷えによって起こる消化不良の改善に効果を発揮したり、消化器系にはたらいて食欲を増進させます。

また、胃腸の粘膜を刺激して胃液の分泌を促し、消化を助けて胃腸のはたらきを高めます。胃酸の分泌を調節して、胃潰瘍などの治癒の促進にもはたらくとされています。ただし、摂り過ぎは潰瘍部分を刺激することになるので気をつけましょう。

リウマチなどの痛みを緩和する

トウガラシ には天然の強力な鎮痛作用があるとして、昔から用いられています。

リウマチ、関節痛や神経痛、頭痛といった痛みに速く効くといわれています。

鎮痛作用のメカニズムについてははっきりと解明されていないようですが、痛みを軽減させるはたらきがあることは明らかです。

トウガラシ成分の入った外用薬や入浴剤などを使用することで皮膚の温度が上昇し血行が良くなって、症状の緩和に効果をあらわすものと考えられています。

トウガラシ にプラスすると効果的な食材

トウガラシ と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

トウガラシ にはβ-カロテンが多く含まれているので、油で炒めると吸収が良くなります。また、にんにくと一緒に調理することで血行促進や抗酸化の効果が高くなります。

選び方

生も乾燥品も色が鮮やかで、表面に張りとツヤがあるものが良品。しわが入っているものは味も風味も落ちている。

保存法

トウガラシ  はポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。乾燥品は、風通しのいい場所で保存。

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生姜 ( しょうが )

生姜 ( しょうが )

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生姜 ( しょうが ) 風邪の症状を緩和、胃腸のはたらきを高める

ショウガ
ショウガ

辛味と香りの成分が血行を良くして胃腸を整える

血行を良くしたり、体をあたためる効果があることで知られる ショウガ ですが、実は栄養的にはそれほど期待できません。

しかしながら、 ショウガ のもつ香りや辛味の中には、たくさんの効能があります。漢方薬のほぼ全部にショウガが含まれているのは有名な話です。

トウガラシの特徴的な栄養素は、100gあたり、カリウム 270mg、マグネシウム 27mg、カルシウム 12 mg、ビタミンC 2mg。

ショウガ の辛み成分には、ジンゲロン、ショウガオール、ジンゲロールがあります。これらは、強い殺菌力をもち、吐き気を抑えたり、食欲を増進したり、胃液の分泌を良くして消化・吸収を助けてくれます。

また、適度な刺激によって血流を良くし、胃腸のほかの内臓の機能も活発にします。新陳代謝を促進させ、発汗作用も高めます。

ショウガ の皮のすぐ下には、たくさんの種類の精油が含まれています。これらが ショウガ のさわやかな香りのもとですが、辛み成分と同様に、健胃作用や解毒作用があります。

風邪を治す、体をあたためる

香り成分のガラノラクトンや辛み成分のジンゲロールには、せきやのどの痛みを緩和する効果があります。

さらに、寒さや冷えで細くなった血管を拡張させるはたらきがあって、血流が良くなり、血行不良による冷え性や関節痛、肩こりなどの改善に役立ちます。血流が良くなると血液がきれいになるので、発汗、排尿が促されて余分なものが体外へ排出されやすくなります。

また、シトラールやジンギベロールという香り成分には消臭作用があって、魚や肉の臭みの成分と結合して、においを抑えるはたらきがあります。

コレステロール値、血圧を下げる

ショウガ には、血中コレステロールを減らし、血圧を低下させる効果があることもわかっています。

辛み成分のジンゲロンが脂肪燃焼を促進し、高血圧やメタボリックシンドローム、心臓病といった生活習慣病を予防するのに役立ちます。

相性のいい食材

生姜は、料理に辛味と風味を加えるのに人気の食材です。また、抗炎症作用や抗酸化作用など、健康上の利点もたくさんあります。

生姜と相性の良い食材はたくさんありますが、その中でも特におすすめなのが以下の食材です。

  1. にんにく: 生姜とにんにくは、一緒に使われることがよくあります。両方とも料理に深みを与え、風味を引き立てます。
  2. 鶏肉: 生姜は鶏肉と非常によく合います。例えば、生姜を使った鶏の炒め物やスープは人気があります。
  3. 魚介類: 生姜はさまざまな魚介類料理にも使用されます。例えば、生姜焼きや生姜醤油でマリネした魚料理は、生姜の風味を楽しむ良い方法です。
  4. 野菜: 生姜は野菜との相性も良いです。炒め物やスープ、サラダに加えることで、料理に新鮮な風味を与えます。
  5. 米料理: お茶漬けや炊き込みご飯などの米料理にも、生姜を使用することがあります。生姜の風味が米飯に良いアクセントを与えます。
  6. 中国料理: 生姜は中国料理において重要な役割を果たします。例えば、生姜とねぎの組み合わせは多くの中国料理に見られます。
  7. インド料理: カレーや他のインド料理においても、生姜はよく使用されます。生姜の風味がスパイスと相性が良く、料理に深みを与えます。

生姜 は非常に多様な料理に使われるため、その組み合わせは無限です。料理の種類や個々の好みに合わせて、生姜を使った新しい料理を試してみるのも良いでしょう。

プラスすると効果的な食材

ショウガ と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

生姜と相性のいい食材

生姜はさわやかでスパイシーな風味を持ち、さまざまな食材と相性が良いです。特に、以下の食材と組み合わせると、風味や栄養面でのメリットを活かすことができます。

1. 魚類

  • 生姜は魚の生臭さを消し、風味を引き立てます。特に、サバイワシサケなどの青魚と相性が良いです。煮魚や焼き魚に生姜を加えると、風味が良くなり、消化も助けます。

2. 鶏肉

  • 生姜の風味は、鶏肉の淡白な味を引き立て、料理全体にさっぱりとしたアクセントを加えます。生姜焼きや蒸し鶏、鍋料理に生姜を加えると美味しさが増します。

3. 豚肉

  • 生姜は豚肉の脂っこさを中和し、消化を助ける効果があります。豚の生姜焼きは代表的な料理ですが、他にも豚肉の煮込み料理や炒め物に生姜を加えると、さわやかな風味がプラスされます。

4. にんにく

  • 生姜とにんにくの組み合わせは、多くの料理で使われます。特に、中華料理やエスニック料理では、香りと風味がよく合い、スパイシーで深みのある味わいを引き出します。

5. 蜂蜜

  • 生姜の辛味と蜂蜜の甘さが絶妙なバランスを作ります。生姜湯ハニージンジャーティーなど、風邪の時や体を温めたいときに良い組み合わせです。また、蜂蜜の抗菌作用と生姜の消化促進作用が体調管理にも役立ちます。

6. 豆腐

  • 生姜は豆腐の淡白な風味を引き立て、料理にさっぱりとした風味を加えます。冷奴におろし生姜を添えたり、豆腐ステーキに生姜ソースをかけると美味しくなります。

7. 大根

  • 大根の甘みと生姜の辛味がよく合います。大根おろしにおろし生姜を加えたり、鍋料理や煮物に生姜を使うと、風味が豊かになります。大根の消化促進効果と生姜の体を温める作用が組み合わさり、体にも良いです。

8. ニンジン

  • 生姜とニンジンは、スープや炒め物、煮物に使うと相性が良いです。特にスープに生姜を加えると、体を温める効果が高まり、ニンジンの甘みが引き立ちます。

9. レモン

  • 生姜とレモンは、さわやかでリフレッシュ効果のある組み合わせです。ジンジャーレモンティーやドレッシング、ソースに使うと、爽快感のある味わいが楽しめます。ビタミンCと生姜の相乗効果で免疫力アップにもつながります。

10. キノコ類

  • 生姜の風味は、キノコ類のうまみを引き出します。しいたけえのきしめじなどのキノコと一緒に炒めたり、スープに加えると、香り高く、滋味豊かな料理になります。

まとめ

生姜はさまざまな食材と相性が良く、特に肉類や魚類、蜂蜜や大根などの風味を引き立てます。さらに、消化促進や体を温める効果も期待でき、料理の味を深めるだけでなく、健康的な食生活にも貢献します。

食べ方のポイント

ショウガ は、すりおろしてラップで包み冷凍しておけば、品質の劣化を抑えられます。

選び方

皮に傷がなく、つやがあり、肉厚でふっくらしている。切り口が濃い黄色だと香り、辛みが強い。

保存方法

夏は冷蔵庫へ。冷凍するときはすりおろしてラップに包んで冷凍。

風邪のひきはじめには生姜湯を
ショウガ とネギを刻み、お湯かほうじ茶を注ぎます。醤油を一滴たらしたショウガ湯は、風邪のひきはじめに飲むといいでしょう。
簡単手作り生姜シロップ
薄切り ショウガと砂糖を鍋に入れて、数分間煮つめます。できあがったシロップはそのまま飲んでもお茶に入れても体を温めてくれます。
乾燥させてショウガ チップに
皮付きのまま薄切りにして乾燥させます。煮物やスープに入れて使う。干し ショウガ は、体をじわじわ温める効果。

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