アロエ

アロエは、古くから世界で利用されてきた薬草

アロエ
アロエ

アロエは家庭の万能薬

アロエは、医者いらずと例えられるほど、さまざまな症状に効能・効果をもち、は、昔から世界の国々で親しまれ、薬草として利用されてきたといいます。

現代医学の主流の今となってもさまざまなアロエの研究が行われています。

気候に適しているということもあり、日本ではキダチアロエやアロエベラがポピュラーで、健康や美容のために利用されています。

アロエのおもな摂取方法には、直接食べる方法と肌に塗る方法があります。アロエの成分は粘膜に浸透しやすい特徴があるので、食べるとすぐに胃腸の粘膜から体内に吸収されます。

外用に使っても、すぐに皮膚に馴染みます。どちらの方法でも効果に期待できます。特にやけどには昔から薬以上の効果があると言われています。

アロエベラはジュースやお茶、お酒に使われたり、粉末やシロップ漬けの状態で販売されてもいます。皮をむくと、透明でゼリー質の中身が出てきますが、苦味がほとんど無くなるので食べやすくなります。

キダチアロエのほうが苦味が強いのですが、やけど、切り傷、虫さされなどの応急処置に便利です。

肌につける場合には、アロエのしぼり汁や湿布などの方法、美容にはアロエの化粧水などがあり、その他にもアロエ風呂といった利用方法もあります。

苦味成分が便秘を改善する

アロエには緩下作用があることが知られていて、便秘の改善に効果的です。これは、アロエの葉を切ったときに出てくる黄色っぽくて苦い汁によるもので、アロインやアロエエモジンという成分が大腸に刺激を与えます。

ただし、摂取する量が多すぎると下痢を起こす可能性もあるので、最初から大量に摂取するのではなく、少しずつにして、自分に合った量を見つけていくのが良いでしょう。

アロイン・アロエエモジンには、健胃作用もあります。

炎症を鎮め、ガンの抑制などにもはたらく

アロエの皮をむくと現れるゼリー質の中には、ムコ多糖体が多く含まれていて、これには抗炎症作用があります。

炎症を起こす物質を分解して、症状を緩和してくれます。のどの腫れや痛み、神経痛、リウマチの炎症などを鎮静させるのに効果的です。

ゼリー状の部分に含まれているムコ多糖体には、ガン細胞の増殖を抑えるはたらきもあります。抗腫瘍や抗潰瘍のはたらきをもつアロミチンが含まれているし、そのほかにも、ガン化に対しての抵抗力を高めたり、発ガン物質を排泄したりする成分も含まれていて、ガンを抑制します。

また、肝機能を改善させたり、血圧を降下させたり、皮膚の老化を防止したりなど、さまざまなはたらきがあります。

アロエの詳しい効能、効果については、こちら。

アロエにプラスすると効果的な食材

アロエと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

生のアロエを食べるには、トゲを取ったり、必要に応じて皮をむいたり、すりおろしたりと、手間がかかります。

そこで、毎日作るのは面倒だからと、まとめてたくさん作り置きするのは良くありません。アロエの成分が変質し効果が薄くなったりするので、食べる直前に作るのがおすすめです。

アロエの原液(アロエを育てなくてもアロエの効能、効果を手軽に体感できます)

無添加のアロエ絞り汁。無農薬、無添加という高品質なアロエの原液です。アロエのさまざまな効能、効果を利用してみたいと思っていてもアロエを育てるのにはハードルが高すぎる…という人にはおすすめです。

アロエ本舗の「完熟アロエまるごと純しぼり」は純度100%無添加の原液(ジュース)

トウガラシ

血行を促進、胃腸のはたらきを高める

唐辛子
唐辛子

辛み成分が体をあたためる

トウガラシといえば、カプサイシンという辛み成分が含まれていることが知られています。

特に種の近くにはカプサイシンが多く含まれているとされていて、この含有量が多いか少ないかで個々の辛みが異なるといいます。

香辛料の中でも体をあたためる作用が強いのが、このトウガラシです。体全体の血行を良くしてくれるので、体が芯からあたたまって、発汗が盛んになります。

カプサイシンがエネルギー代謝を活発にすることによって体温が上昇し、発汗が促されるのです。トウガラシを食べると体が熱くなって汗をかきやすくなるのは、カプサイシンのはたらきによるものです。冷え性や肩こり、しもやけなどにも効き目をあらわします。

エネルギーの代謝を活発にさせるのは体脂肪の分解を促進するアドレナリンというホルモンで、効率良く脂肪を燃焼させることができるので、その結果、ダイエットにも効果的です。

体内に入ったカプサイシンは、血液によって全身に運ばれ、脳や脊髄といった中枢神経を刺激します。この刺激が副腎皮質に伝わって、アドレナリンが分泌されます。

動脈硬化、高血圧を防ぐ

末梢血管を広げ血圧を下げるはたらき、動脈硬化の原因となるコレステロールを減少するはたらき、心臓のはたらきを高め血圧の上昇を抑える、腫瘍ができるのを抑えるなどのはたらきもあります。

カプサイシンは、冷えによって起こる消化不良の改善に効果を発揮したり、消化器系にはたらいて食欲を増進させます。

また、胃腸の粘膜を刺激して胃液の分泌を促し、消化を助けて胃腸のはたらきを高めます。胃酸の分泌を調節して、胃潰瘍などの治癒の促進にもはたらくとされています。ただし、摂り過ぎは潰瘍部分を刺激することになるので気をつけましょう。

リウマチなどの痛みを緩和する

トウガラシには天然の強力な鎮痛作用があるとして、昔から用いられています。

リウマチ、関節痛や神経痛、頭痛といった痛みに速く効くといわれています。

鎮痛作用のメカニズムについてははっきりと解明されていないようですが、痛みを軽減させるはたらきがあることは明らかです。

トウガラシ成分の入った外用薬や入浴剤などを使用することで皮膚の温度が上昇し血行が良くなって、症状の緩和に効果をあらわすものと考えられています。

トウガラシにプラスすると効果的な食材

トウガラシと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

トウガラシにはβ-カロテンが多く含まれているので、油で炒めると吸収が良くなります。また、にんにくと一緒に調理することで血行促進や抗酸化の効果が高くなります。

選び方

生も乾燥品も色が鮮やかで、表面に張りとツヤがあるものが良品。しわが入っているものは味も風味も落ちている。

保存法

とうがらしはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。乾燥品は、風通しのいい場所で保存。

ショウガ

風邪の症状を緩和、胃腸のはたらきを高める

生姜
生姜

辛味と香りの成分が血行を良くして胃腸を整える

血行を良くしたり、体をあたためる効果があることで知られるしょうがですが、実は栄養的にはそれほど期待できません。

しかしながら、しょうがのもつ香りや辛味の中には、たくさんの効能があります。漢方薬のほぼ全部にショウガが含まれているのは有名な話です。

トウガラシの特徴的な栄養素は、100gあたり、カリウム 270mg、マグネシウム 27mg、カルシウム 12 mg、ビタミンC 2mg。

ショウガの辛み成分には、ジンゲロン、ショウガオール、ジンゲロールがあります。これらは、強い殺菌力をもち、吐き気を抑えたり、食欲を増進したり、胃液の分泌を良くして消化・吸収を助けてくれます。

また、適度な刺激によって血流を良くし、胃腸のほかの内臓の機能も活発にします。新陳代謝を促進させ、発汗作用も高めます。

ショウガの皮のすぐ下には、たくさんの種類の精油が含まれています。これらがショウガのさわやかな香りのもとですが、辛み成分と同様に、健胃作用や解毒作用があります。

風邪を治す、体をあたためる

香り成分のガラノラクトンや辛み成分のジンゲロールには、せきやのどの痛みを緩和する効果があります。

さらに、寒さや冷えで細くなった血管を拡張させるはたらきがあって、血流が良くなり、血行不良による冷え性や関節痛、肩こりなどの改善に役立ちます。血流が良くなると血液がきれいになるので、発汗、排尿が促されて余分なものが体外へ排出されやすくなります。

また、シトラールやジンギベロールという香り成分には消臭作用があって、魚や肉の臭みの成分と結合して、においを抑えるはたらきがあります。

コレステロール値、血圧を下げる

ショウガには、血中コレステロールを減らし、血圧を低下させる効果があることもわかっています。

辛み成分のジンゲロンが脂肪燃焼を促進し、高血圧やメタボリックシンドローム、心臓病といった生活習慣病を予防するのに役立ちます。

ショウガにプラスすると効果的な食材

ショウガと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

ショウガは、すりおろしてラップで包み冷凍しておけば、品質の劣化を抑えられます。

選び方

皮に傷がなく、つやがあり、肉厚でふっくらしている。切り口が濃い黄色だと香り、辛みが強い。

保存方法

夏は冷蔵庫へ。冷凍するときはすりおろしてラップに包んで冷凍。

風邪のひきはじめには生姜湯を
ショウガとネギを刻み、お湯かほうじ茶を注ぎます。醤油を一滴たらした生姜湯は、風邪のひきはじめに飲むといいでしょう。
簡単手作り生姜シロップ
薄切り生姜と砂糖を鍋に入れて、数分間煮つめます。できあがったシロップはそのまま飲んでもお茶に入れても体を温めてくれます。
乾燥させて生姜チップに
皮付きのまま薄切りにして乾燥させます。煮物やスープに入れて使う。干し生姜は、体をじわじわ温める効果。

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わさび

殺菌・抗菌や食欲増進に効果的

わさび
わさび

意外にビタミンCが豊富

わさびは、日本原産の香味野菜で、多くは薬味として利用されています。根、茎、葉のすべてに特有の香りと辛みがあります。そばには欠かせない薬味です。

根茎の部分には特に強い辛みがあって、すりおろしてそのまま薬味として食べられ、葉や茎の部分は、おひたしや和えもの、漬けものにして食べられます。

わさびには、食物繊維やカリウム、カルシウム、そしていくつかのビタミン類が含まれています。

なかでもビタミンCの含有量が多く、100グラム中の含有量ではレモン果汁にも劣らないほど豊富だといいます。

しかし、一度に使う量が少ないため、栄養素よりも辛み成分の薬効のほうが優れているという特徴があります。

辛み成分に殺菌作用がある

わさびの有効成分は、アリルイソチオシアネートという、ツンとした辛みの主成分です。辛み成分のもとは、からし油配糖体のシニグリンです。

すりおろすと、ミロシナーゼという酵素によって分解され、アリルイソチオシアネートなどいくつかの物質に分かれて辛みが生じます。

アリルイソチオシアネートには、強い殺菌作用や抗カビ作用があります。大腸菌やサルモネラ菌、黄色ブドウ球菌といった多くの菌の増殖を抑えたり、カビの生育を抑える力があることがわかっています。

また、魚介類などに寄生することで知られるアニサキスという寄生虫の活動を鈍らせるはたらきもあります。

これらの効果は、わさびをおろすときのおろし金の目が細かいほど多くの細胞が空気に触れるので、香りも辛みも強くなって、抗菌・殺菌効果が増加します。

胃・十二指腸潰瘍、心臓病を防ぐ

わさびの辛み成分には、過剰な胃酸の分泌を調整して、胃潰瘍・十二指腸潰瘍を防ぐはたらきがあることがわかっています。辛みの適度な刺激作用が食欲を増進し、唾液の分泌やジアスターゼの活性を増加させて、消化を促します。

また、心臓の負担を減らして血流を良くする作用があって、心臓病を防ぐのにも役立ちます。

わさびにプラスすると効果的な食材

わさびと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

わさびは繊維が多く組織がきめ細かいので、目の細かいおろし金で素早くすりおろすほうが、辛みが出て効果的です。
また、辛み成分は揮発性が大きくて分解が早く、加熱や時間の経過によって辛みが損失するので、食べる直前にすりおろしましょう。

ガンを防ぐ食材「わさび」

ほたて貝

肝機能を高める、高血圧を防ぐ

ほたて
ほたて

豊富に含まれるタウリン

ほたてにはタウリンという遊離アミノ酸が豊富に含まれているのですが、胆汁の分泌を促進させ肝臓の解毒作用に働きます。

アルコールの分解速度を速め、弱った肝機能を高め、肝臓の解毒機能を強化するので、二日酔いの症状を緩和するのにも効果的です。

タウリンにはコレステロールを抑制する働きがあって、悪玉コレステール値を低下させます。血圧の降下にも貢献して、動脈硬化の予防にとても役立ちます。

さらに、目の網膜に働き、眼精疲労の回復や視力低下の防止に効果があるといわれています。子供の視神経の発達にも必要な栄養素です。

旨み成分アミノ酸のはたらき

ほたてには、タウリンのほかにもコハク酸やグリシン、アラニン、グルタミン酸、イノシン酸、アスパラギン酸など、さまざまなアミノ酸が含まれています。

これらのアミノ酸は、ほたて特有の旨みを生み出している成分です。

核酸の一種であるイノシン酸は、細胞の再生を促す働きにたけていて、滋養強壮、老化防止に力を発揮します。

美肌やアンチエイジングなどの効能が多く、女性は特に積極的に摂りたい栄養素です。

貧血や冷え症の改善、疲労回復に有効

ほたてには、増血作用がある鉄分や、悪性貧血を予防するビタミンB12、葉酸のほか、味覚障害を予防する亜鉛などの栄養成分も含まれています。

貧血や冷え症、頭痛、めまい、動悸などの改善に役立ちます。また、体を潤す機能があって、胃腸にもやさしいといわれています。

ただ、タンパク質が豊富なので、腎機能に障害がある人は摂取を控えめにしたほうがよいでしょう。

ほたてにプラスすると効果的な食材

ほたてと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

殻つきのほたて貝の場合は、触れると素早く貝を閉じるものが新鮮な証拠です。冷蔵庫に入れて早めに調理しましょう。毒をもっているものもあるので、貝柱とヒモ以外は食べないようにします。

ほたての旨みを活かすには、味つけをできる限り、シンプルにするとよいです。

選び方

口がわずかに開いてて、さわると、反応して閉じるものは新鮮。むき身は、ふっくらとしててつやと弾力があり、透明感があるものを選びます。

保存法

むき身は酒をふってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存します。

バナナ

消化吸収が良くエネルギーの補給になる

バナナ
バナナ

熟したバナナは最高のエネルギー源

昔は高級品だったというバナナですが、現代では、お手頃な価格で買うことができるし、一年中食べることができます。

そして何より、その栄養価が高いことが認められている果物です。

スポーツ選手たちが競技の前や合間などにバナナを食べるというのを聞いたことがありませんか?これは、バナナに豊富に含まれている糖質が即効性のあるエネルギー源となるからです。

バナナには、吸収されてすぐにエネルギーに変わるブドウ糖のほか、果糖、ショ糖、でんぷんなど、吸収される速さが違うさまざまな糖類が含まれるので、エネルギーを長く持続させることができます。

糖質の代謝に関わるビタミンB1、B2も含まれているので、運動中の栄養補給に適しているのです。スポーツ選手がスタミナ源としてバナナを食べるのも納得ですね。

バナナの糖質は、まだ未熟なときにはでんぷんが多く、熟してくると果糖やブドウ糖、ショ糖などの還元糖が増え、消化吸収されやすくなります。消化の良いエネルギー源として、子供や病人にもおすすめです。

また、手間がかからないので、忙しい朝などにおすすめです。

栄養満点ということでバナナはカロリーが高いと思われがちですが、実はバナナ1本(約100グラム)のカロリーはご飯(150グラム)の3分の1くらいしかありません。

カロリーが低いわりに腹もちが良いのも魅力で、そのうえ食物繊維も豊富なので、ダイエットをしている人にも良いです。

豊富なカリウムが利尿・降圧作用を発揮

主成分の糖質のほかには、ビタミンB1、B2、ビタミンC、カルシウム、カリウム、マグネシウムなども含まれています。

なかでも多いのはカリウムです。カリウムには、体内の余分な塩分を排出して血圧を下げる作用があります。利尿作用や水分の代謝を助けるはたらきもあるので、むくみの予防や改善にも良いです。

お腹の調子を整える

バナナには、食物繊維のペクチンや糖質の一種のオリゴ糖も含まれています。これらは腸内で善玉菌を増やして、腸内環境を整えます。

また、ポリフェノールの一種のタンニンは下痢を改善します。お腹の調子を整えて、便秘や下痢の改善に役立ちます。

バナナにプラスすると効果的な食材

バナナと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

皮をむいて空気に触れると、酵素の働きで茶色に変化します。これはバナナの酸化で、抗酸化力を持つビタミンCを豊富に含んだレモン果汁などをかけておくことで、バナナの変色を防ぐことができます。

保存は、基本常温で、バナナスタンドなどにかけておくと良いです。

 

選び方

皮の色が黄色で均等に色づいている物が良品。皮に茶褐色でソバカス状の斑点が出てきたら食べ頃のサイン。

保存方法

1本ずつポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存する。追熟させるときは、1本1本かさならないようにして室内に吊す。

尿もれ・頻尿改善サプリの「水の勢」の使用感 は、バナナの皮入りサプリ「水の勢」で改善した尿もれ、頻尿トラブル改善体験談です。バナナの皮に尿漏れの成分が含まれているのが驚きです。

シジミ

肝機能の向上、貧血の改善に

体の余分な熱をとり、余分な熱を冷まし解毒する作用があります。尿がでにくいなどの症状を改善します。

栄養価の高いシジミ

しじみ
しじみ

特徴的な栄養素は、100gあたり、カルシウム 130mg、鉄 5.3mg、洞 0.42mg、ビタミンB2 0.25mg、ビタミンB12 62.4μグラム。

シジミは、カルシウムなどのミネラル類、ビタミンB群、鉄分、タンパク質などを豊富に含まれた栄養価の高い食材で、薬効でも注目されています。

肝臓や貧血、虚弱体質の改善に良いと昔からいわれ、「土用シジミは腹ぐすり」ということばがあるように、夏バテなどで疲れた胃腸や肝臓を回復させて、元気にしてくれます。

肝臓を強くする成分

シジミが肝臓に良いといわれるのは、良質のタンパク質に加え、アミノ酸のタウリンやオチアミン、オルニチン、コハク酸などが含まれているからです。

これらには、胆汁の分泌を促して肝臓の解毒作用を活発にするはたらきがあります。さらに、ビタミンB12と協力し、肝臓の機能を向上させてくれるのです。

ただし、すでに慢性肝炎や肝硬変の診断を受けている人にとっては、逆効果となります。

シジミには鉄分が豊富に含まれているのですが、肝機能が悪い人だと肝臓に過剰な鉄が蓄積されてしまい肝機能に障害がおこります。肝臓に良いといわれるシジミですが、摂取に注意が必要な人もいるのです。

二日酔いにはシジミ汁が効くというのは、解毒作用によるものです。肝臓で処理しきれなかったアルコールが有害物質に変化し、血液中に残るといわゆる二日酔いの状態となるのですが、シジミの成分が有害物質を解毒します。

アルコールの飲みすぎが気になる人はこちらも参考になります。

貧血や虚弱体質を改善する

ビタミンB2、ビタミンB12には補血作用がありますが、これらにプラスして鉄分が豊富なので、相乗効果で悪性の貧血に効きめをあらわします。また、血液の循環を良くして虚弱体質の改善にもつながります。

シジミにプラスすると効果的な食材

シジミと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

シジミ汁にして汁ごと飲むと、ビタミンB12などの栄養を、より多く摂取できます。

選び方

口がしっかり閉じていて、殻の色が濃く、殻が分厚くないものを選びます。

保存方法

ポリ袋に入れて密閉し、冷蔵庫へ。砂抜き後、からごと冷凍保存できます。

大食い、大酒は肝臓に大きなダメージ、お酒を飲む機会が多い、ストレス解消にたくさん食べる人は要注意
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メロン

抗酸化作用で生活習慣病や老化を防ぐ

メロン
メロン

メロンは90パーセント近くが水分で、主な成分はショ糖やブドウ糖、果糖といった糖分です。また、βーカロテンやビタミンC、カリウム、ペクチンなども豊富に含まれています。

ただ、栄養成分は、露地栽培のものとハウス栽培のもの、また、品種によっても多少の違いがあります。

高血圧やむくみを予防、改善する

メロンにはカリウムが多く含まれています。夏の時季のみずみずしい果物といえば、まずスイカを思い浮かべると思いますが、カリウムについては、スイカよりもメロンのほうが多いのです。

カリウムは、体内の余分なナトリウムの排出を促し、利尿作用もあって、高血圧を予防します。また、むくみを改善するのにも役立ちます。

暑さから冷たいものの食べ過ぎやクーラーのあたりすぎによって、血行や水分の代謝が悪くなり、足や顔がむくむことがありますが、カリウムのはたらきでむくみを改善します。

胃腸を元気にする、生活習慣病やガンを予防する

メロンは胃腸のはたらきを良くして、食欲を増し元気にします。また、解毒機能を高め、炎症や過剰な亢進を鎮静させる作用があります。

こういったはたらきによって、のどの渇きを止めて夏の暑さ負けを改善します。

βーカロテンやビタミンCは抗酸化作用を発揮し、活性酸素を除去して、生活習慣病やガン、老化を防ぎます。

また、メロンのワタの周辺には、「アデノシン」という血液をサラサラにする成分が含まれていて、心臓病や脳卒中の予防に役立ちます。

メロンにプラスすると効果的な食材

メロンと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

メロンには体を冷やすはたらきがあります。冷え症の人や、冷たいものを食べるとお腹が緩くなる人は、食べ過ぎに気をつけましょう。

選び方

編み目のある種類は編み目がきれいなもの。編み目がない種類は、表面に傷がなくつやのあるもの。

保存法

丸ごとは常温で保存し、食べる前に冷蔵庫へ入れる。切った物はラップをして冷蔵庫の野菜室で保存。

 

うなぎ

スタミナアップで夏バテを防ぐ

うなぎ
うなぎ

うなぎは、から滋養強壮の食べものといわれてきました。土用のうなぎは特に、体力をつけて夏バテを防ぐといわれています。

内臓を温めながら強化して、食欲不振を改善したり、体力をつけて元気をよみがえらせる力に長けているのです。

特徴的な栄養素は、100gあたり、たんぱく質 17.1g、ビタミンE 7.4mg、ビタミンB2 0.48mg、ビタミンA(レチノール当量)2400μグラム、ビタミンD 18μグラム。

抵抗力を強くし疲労回復にはたらく

うなぎには体の抵抗力を強くするビタミンAが豊富に含まれています。うなぎに含まれるビタミンAは、脂溶性のビタミンの一種でレチノールといいます。

レチノールはレバーなど動物性の食品に多く含まれる成分で、うなぎでも特に多く含まれているのは肝(きも)の部分です。同じビタミンAでも野菜に含まれるカロテンよりも吸収率が良いのが特徴です。

ビタミンAは、内臓や皮膚、目などの粘膜を健康に保ち、病気を回復させたり体の成長を助けるはたらきがあり、風邪を予防したり、夜間や暗いところでの視力の維持を助けたりもします。

そのほか、うなぎには疲労回復に効果的なビタミンB1や、成長を促進するビタミンB2、カルシウムやリンの吸収を助け、骨を強くするビタミンD、老化を防ぐビタミンEなど豊富に含まれています。

また、筋肉コラーゲンが多く含まれていて、内臓の強化や美肌づくりに役立ちます。

生活習慣病を防ぐ

うなぎにも、青魚の油に豊富に含まれることで知られるEPAやDHAが含まれています。これらは体内でほとんどつくることができないといわれている多価不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)の一種です。
動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、またガンの予防にも効果的なことで注目されています。

EPA(エイコサペンタエン酸)は、コレステロールや中性脂肪を減らすはたらきや血液を固まりにくくする作用があって、血管の健康を保ち、血栓をできにくくするので、脳梗塞や心筋梗塞といった血液の病気を予防します。

また、DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳細胞を形成するのに重要な役割を果たしているので、摂取すると頭のはたらきが良くなる、学習能力が高まる、などといわれてます。

胎児の脳が形成される時期の母体には欠かせない栄養成分であり、痴呆症などの老化防止にも役立ちます。また、ガンの進行を抑制したり、予防したりします。

うなぎにプラスすると効果的な食材

うなぎと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

うなぎには脂肪も多く含まれているので、胃腸が弱っているときには、食べ過ぎに注意しましょう。蒲焼きなどにして余分な脂肪を落として食べれば、胃腸に負担がかかりにくくなります。

抗酸化と健胃のはたらきがプラスされるので、山椒(さんしょう)をかけて食べるのがおすすめです。

選び方

太っていて。背があおみがかかったものを選びます。蒲焼きは身がプリプリしているものがおいしい。

保存方法

生は冷蔵庫で保存。1~2日で食べる。蒲焼きは冷蔵庫で保存し、冷凍保存も可能。

うなぎを食べる際にきをつけるリスクについて(中国産が多いので国産を選ぶことがまずは大事なポイント)
うなぎ | 知らぬ間に食べている

びわ

感染症や炎症の予防・改善、疲労回復にも

枇杷
枇杷

びわは、涼性のため、微熱があったりほてりやすい人の熱を冷やしてくれます。のどの渇きを癒やす効果があります。

特徴的な栄養素は、100gあたり、カリウム 160mg、ビタミンC 5mg、ビタミンA(β-カロテン) 810mg。

びわは中国が原産で、温暖な気候を好んで育つ果物です。葉や種も健康に良いとされ、古くから利用されてきたといいます。

果実の形が楽器の琵琶の形に似ていることが名前の由来だといわれています。

びわの果実には、糖質、カロテンやビタミンB群、ビタミンC、カリウムやカルシウムなどのミネラル類、リンゴ酸やクエン酸などの有機酸、ポリフェノール類など、豊富に含まれています。

風邪の諸症状に効果的

カロテンやビタミンC、カルシウムなどは、風邪の症状の改善や予防に力を発揮します。特に、気管を潤して、痰(たん)をきりやすくしたり、咳(せき)を止めたり、のどの渇きを癒やす作用が優れています。

また、クエン酸などの酸味成分は、胃液の分泌を促して胃のはたらきを高め、吐き気や嘔吐を改善します。

活性酸素を除去する

私たちの肌は、紫外線を浴びることで細胞が傷つき、老化していきます。これは、紫外線などによって発生する活性酸素によるものです。

びわの果実に含まれているカロテンやビタミンC、クロロゲン酸には強い抗酸化作用があって、活性酸素を除去し細胞の老化を防ぐことから、アンチエイジング、美肌の効果が期待されています。

疲労を回復する

たとえばストレスや不規則な生活、激しい運動などによって細胞が酸欠状態になると、体内に乳酸(疲労物質)が溜まります。びわの果実に含まれているリンゴ酸やクエン酸などの有機酸には、その乳酸を分解してエネルギーに変換するはたらきがあるため、疲労の蓄積が抑えられます。

さらに、ビタミンB群には、糖質などの代謝に関わってエネルギーを効率良く生産し、それを神経や筋肉へ運ぶはたらきがあるため、疲れを回復するのに効果的です。

びわにプラスすると効果的な食材

びわと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

まだ未熟で酸味が強いびわを食べるとお腹が緩くなることがあるので、よく熟したものを食べましょう。胃腸の弱い人は、特に注意が必要です。

選び方

皮がきれいなだいだい色で、傷がなくつややかなものを選びます。白い産毛全体を均等に覆っていて弾力があり左右対称に下部がふくらんだものがいい。

保存法

常温で保存する。食べる時は冷えているほうがおいしいので少し前に冷蔵庫で冷やしてから。