あずき

むくみ、疲労回復の特効薬

あずき
あずき

あずき の代表的な栄養素は、100g中、炭水化物 58.7g、たんぱく質 20.3g、食物繊維 17.8g、カリウム 1500mg、ビタミンB1 0.45mg。

赤飯や あずき ご飯は疲労回復食

あずき の主成分は、糖質(でんぷん)とたんぱく質ですが、ビタミンB1やB2、カルシウム、鉄分、食物繊維も豊富な機能性食品です。

なかでも ビタミンB1 と 食物繊維 が多いのが特徴です。 ビタミンB1 には、糖質を分解してエネルギーに変える働きがあり、乳酸が体にたまるのを防いで疲労回復に貢献します。

ビタミンB1 が多く含まれる食品はこちら。

昔は、日本には あずき を定期的に食べる習慣がありましたが、これは不足しがちなたんぱく質やビタミンCを補給してたまった疲れをとりのぞき、繊維質で便秘を解消して胃腸を健やかにするという生活の知恵でした。

優れた利尿作用があらゆるむくみを解消する

あず きは強力な利尿作用があります。これは豊富に含まれるカリウムと外皮や豆の部分に含まれるサポニンによるものです。

カリウムは余分な塩分や老廃物を排泄し水分代謝を改善します。これが心臓病や腎臓病、脚気などによるむくみを取り除きます。

また、サポニンは血液中の脂肪を洗い流して血液をさらさらにし、抗酸化作用により細胞のダメージを減らす働きがあります。そこで糖尿病や高血圧などの成人病を予防し、細胞の活性化を図り老化防止効果を発揮します。

あずき にプラスすると効果的な食材

  • 桐灰化学株式会社の「あずきのチカラ 目もと用」は、電子レンジであたためて繰り返し使えるアイピロー。天然蒸気の温熱でじんわり気持ちいいと評判です。
    中には本当の あずき が入っていて、あたためるとほのかに香ります。
    そして、適度な重さが気持ちよくて、疲れた目がさらに癒されます。

    疲れ目が気になる方は、 あずき をしっかり食べてから使えばより効果的です。

老化を防止し、食中毒を予防

酢

酢 の特徴的な栄養素は、100 g 中、炭水化物 21.9 g ナトリウム 4900 mg カルシウム  100 mg マグネシウム 75 mg 。

醸造酢 は食材の効能を高め食中毒を予防

醸造酢 は米などやこくと持つや果実を原料に、麹菌などを使用して発酵させたもので、クエン酸などの有機酸を多量に含み、アミノ酸もバランスよく含まれ、まろやかで風味豊かなな調味料です。

なかには、アルコールや酒粕に酢酸菌を加えて発酵したものも見られますが、有効成分の含有は段違いです。ラベルの原材料表示をよく見て購入しましょう。

酢 を使った料理は、保存性が高まるとともに材料の栄養分が体内に吸収されやすくなったり、体に有効に働く成分の効能が強化されるなど魔法の調味料です。

疲労回復、成人病予防に強力な殺菌効果も

酢の酸味成分は、素酸、クエン酸、リンゴ酸などの有機酸です。さらに風味と旨味を加えるのが遊離アミノ酸です。

酢 にプラスすると効果的な食品

選び方

直射日光の当たらない場所に保管され、製造年月日の新しいものを選ぶ。

保存方法

冷暗所に保存。空気中の酢酸菌が混入すると、浮遊物が生じ、風味が劣化することがあるため、開封後はキャップをきちんと閉める。

酢の関連サイト:
  • 食酢ランキング | お酢の健康メモ  酢 にはすべてに酢酸(さくさん)という栄養素が含まれています。酢酸には、血糖値や血圧を下げて、内臓脂肪を減らすはたらきがあります。酢酸が体内に入るとアデノシンという成分が分泌され、これが血管を広げることでさまざまな効能、効果を発揮します。
  • 発酵黒豆エキス 「発酵黒豆エキス」を開発したのは、熊本県球磨都にある老舗の蔵元です。500年以上も受け継がれた球磨焼酎の発酵技術を駆使して、造られています

アジ

EPAたっぷりで血栓を防ぐ

鯵 ( アジ ) は魚介類の中でも、タンパク質、カルシウム、ビタミンB1などがバランス良く含まれたヘルシーな魚です。

イワシなどの他の青魚と比べるとサッパリした味わいですが、旬を迎えると脂がのってコクが増します。さんまサバなど青魚や脂がのった魚には、不飽和脂肪酸のEPAが豊富です。

アジ
アジ

特徴的な栄養成分は、100gあたり、たんぱく質 20.7g、カリウム 370mg、カルシウム 27mg、ビタミンB2 0.2mg、ビタミンD 2μg。

カルシウム、カリウム、 DHA も豊富

骨や歯を作るのに欠かせないカルシウムの含有量が多く、さらに体の成長と細胞の再生を助けるビタミンB2、脳の働きを活性化させるDHAも豊富なので、育ち盛りの子供におすすめです。

カルシウムは、感情をコントロールし、イライラする気持ちを抑えるはたらきがあるといわれています。

同じように、不足するとイライラしたり不眠になるといわれているビタミンB1も豊富なので、ストレスの予防のためにも積極的に食べたい食材です。

ほかに、体内の塩分を排出するはたらきがあって高血圧の予防が期待できるカリウムも、魚類の中では多く含まれています。

さらに、胃の冷えを取り除き、胃腸の働きを高めることで疲労回復や食欲不振にも役立ちます。

EPA が血液をサラサラにする

血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールが高くなったり、血糖値が上がると、血液は粘り気を増しドロドロになります。この状態を改善し、動脈硬化や高血圧症などの症状を予防するのには、EPA と DHA どちらも有効なのですが、その働きかけは違います。

EPA は、高い血小板凝集抑制作用によって血栓をつくらせないことで血流を良くします。 DHA のほうは、血管や赤血球の細胞膜をやわらかくして血流を促します。

血栓を防いで血液を潤滑にする効果は、 EPA のほうが高いのです。

脳の機能を活性化するDHAが豊富です。白内障予防効果にも期待が集まります。

アジ にプラスすると効果的な食材

アジと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

EPA を損なわずに摂取するためには、刺身など生のまま食べるほうが良いです。ただ、 アジ はクセがないので、塩焼きにしても煮てもおいしく、トマトソースで軽く煮込むなど洋風の味つけにも合います。

EPAの効能、効果はこちらです。

選び方

目が澄んでいて身に張りがあるものを選ぶ。

保存方法

青魚は傷みやすいので、なるべく買ったその日のうちに使い切る。それが難しい時には、内臓を出してきれいに洗い、水分をしっかりときって冷蔵保存しましょう。

日もちさせるには、揚げてから、、醤油、砂糖などの調味料に漬け込む『南蛮漬け』にすると1週間程度もちます。冷凍も可能。