ほたて貝

肝機能を高める、高血圧を防ぐ

ほたて貝
ほたて貝

豊富に含まれるタウリン

ほたて貝 にはタウリンという遊離アミノ酸が豊富に含まれているのですが、胆汁の分泌を促進させ肝臓の解毒作用に働きます。

アルコールの分解速度を速め、弱った肝機能を高め、肝臓の解毒機能を強化するので、二日酔いの症状を緩和するのにも効果的です。

タウリンにはコレステロールを抑制する働きがあって、悪玉コレステール値を低下させます。血圧の降下にも貢献して、動脈硬化の予防にとても役立ちます。

さらに、目の網膜に働き、眼精疲労の回復や視力低下の防止に効果があるといわれています。子供の視神経の発達にも必要な栄養素です。

旨み成分アミノ酸のはたらき

ほたて には、タウリンのほかにもコハク酸やグリシン、アラニン、グルタミン酸、イノシン酸、アスパラギン酸など、さまざまなアミノ酸が含まれています。

これらのアミノ酸は、 ほたて 特有の旨みを生み出している成分です。

核酸の一種であるイノシン酸は、細胞の再生を促す働きにたけていて、滋養強壮、老化防止に力を発揮します。

美肌やアンチエイジングなどの効能が多く、女性は特に積極的に摂りたい栄養素です。

貧血や冷え症の改善、疲労回復に有効

ほたて貝 には、増血作用がある鉄分や、悪性貧血を予防するビタミンB12、葉酸のほか、味覚障害を予防する亜鉛などの栄養成分も含まれています。

貧血や冷え症、頭痛、めまい、動悸などの改善に役立ちます。また、体を潤す機能があって、胃腸にもやさしいといわれています。

ただ、タンパク質が豊富なので、腎機能に障害がある人は摂取を控えめにしたほうがよいでしょう。

ほたて貝 にプラスすると効果的な食材

ほたて貝 と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

殻つきの ほたて貝 の場合は、触れると素早く貝を閉じるものが新鮮な証拠です。冷蔵庫に入れて早めに調理しましょう。毒をもっているものもあるので、貝柱とヒモ以外は食べないようにします。

ほたて の旨みを活かすには、味つけをできる限り、シンプルにするとよいです。

選び方

口がわずかに開いてて、さわると、反応して閉じるものは新鮮。むき身は、ふっくらとしててつやと弾力があり、透明感があるものを選びます。

保存法

むき身は酒をふってから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存します。

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