ワカメ と一緒に食べると効果アップの食材や ワカメ の食べ合わせ 効能 効果 栄養などについて紹介しています。ワカメ の旬や保存方法などの情報も。
若返りにはミネラルたっぷりのわかめをたっぷり食べる
ワカメ は、体にこもった熱を余分な水分を排泄し、気を巡らせることで便通や尿の出を促進したり、甲状腺のトラブルを改善します。
ワカメ の特徴的な栄養素は、100gあたり、カリウム 730mg、カルシウム、100mg、ビタミンC 15mg、食物繊維 3.6mg。
水分代謝の異常を治す作用がある
日本近海の特産で、昔から日本では食用にされてきました。日本人には水分代謝の異常が多く、その症状は名岐にわたっています。
小便の出が悪くなったり、むくみ疾がたくさん出る咳、リンパ腺腫などのしこり、神経痛や膝関節炎、高血圧なども水分代謝の異常が関与しているためといわれます。
ワカメ には水分代謝の異常を治す働きがあります。ワカメに豊富に含まれるカリウムやアルギン酸にはよぶんな塩分を体外に排泄する働きがあり、水分代謝をよくしてくれるのです。
豊富に含まれるミネラルやベータ・カロチンなどビタミンが、これらの症状緩和に寄与すると同時に老化を防止し若返りに効果を発揮します。
甲状腺障害、貧血、関節炎の痛みにも
ワカメ はミネラルに富んでいますが、特にヨード含有量は 昆布 以上です。ヨードはアミノ酸と結合して甲状腺ホルモンを作る働きがあり、甲状腺腫など甲状腺障害や粘液水腫など、むくみに効力を発揮します。
そのほか骨や歯を強化し、精神安定に作用するカルシウムや、増血作用のある鉄分を多く含み、貧血やめまい、冷え性などに有効に働きます。
ヌメリ成分に、降圧作用、抗ガン作用
ワカメ は長い間煮ているとドロドロになりますが、これは食物繊維の一種であるヌメリ成分のアルギン酸やフコイジンが水に溶け出したためです。
アルギン酸は、悪玉コレステロールを減らし、高血圧や動脈硬化の予防に働くほか、免疫力を高めてガン発生を抑制する働きや、洒毒を分解する作用もあり、二日酔に有効です。フコイジンは血液凝固を阻止して血液をサラサラにする作用があり、血栓予防に効果があります。
食べ合わせ
ワカメ は日本で一般的な海藻であり、栄養価が高くさっぱりとした風味が特徴です。代表的な ワカメ の食べ合わせを紹介します。
- 味噌汁: ワカメは味噌汁の定番の具材の一つです。他の具材と一緒に煮ることで、風味を出し、栄養価を加えます。具体的には、ワカメと豆腐、そしてお好みでネギやシイタケなどを組み合わせることがよくあります。
- 酢の物: ワカメは酢の物にもよく使われます。酢と相性が良く、さっぱりとした味わいになります。他の具材と一緒に酢の物にすると、色鮮やかで彩りも良いです。
- 和え物: ワカメは和え物にも使われます。他の野菜や海藻と一緒に和えると、食感と風味が楽しめます。ごま油や醤油、砂糖などで味付けをすると良いでしょう。
- 寿司: ワカメは寿司の具材としても使われます。特に巻き寿司やちらし寿司に使われることが多いです。他の具材と一緒に巻いたり、盛り付けたりすることで、見た目にも美しい料理になります。
- 麺料理: ワカメは麺料理にもよく使われます。特に冷やし中華や冷やし素麺に加えることで、爽やかな風味と食感が楽しめます。また、ラーメンのトッピングとしても使われることがあります。
- サラダ: ワカメはサラダの一部としても使われます。他の野菜と一緒に和えたり、海鮮サラダに加えたりすると、栄養価が高まります。
ワカメ にプラスすると効果的な食品
選び方
生の ワカメ は、濃い緑色でつやがあり、肉厚で弾力のあるものを。乾燥わかめは、つややかな黒褐色のものを。
保存方法
生の ワカメは冷蔵しても痛みやすいので、早めに食べる。塩蔵わかめはポリ袋に入れて冷蔵。乾燥わかめは乾燥剤と一緒に密閉袋に入れて冷暗所で保存。