すもも ( プラム )

すもも ( プラム ) と一緒に食べると効果アップの食材やすもも ( プラム )の食べ合わせ 効能 効果 栄養などについて紹介しています。すもも ( プラム )の旬や保存方法などの情報も合わせてお届けします。

すもも ( プラム )は口やのどの渇きを潤し、プルーンは貧血や便秘に効く

すもも ( プラム )
すもも ( プラム )

すもも ( プラム ) の甘酸っぱさが魅力のすもも。この酸味の成分は、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸で、疲労回復に役立ちます。疲れやすい人やスポーツをする人、肩こりや筋肉痛になりやすい人に効果的です。

疲労を回復するすもも

果汁も豊富で、適度な甘さと酸味でのどの渇きを潤してくれます。熱があってのどが渇くときなどに最適です。夏バテや二日酔いの口の渇きにも有効です。

すもも ( プラム ) に含まれるカリウムには利尿作用があり、ナトリウムの排出を促して血圧を下げるはたらきがあります。

また、肝機能を正常にするはたらきで、肝硬変によって起こる腹水を軽減させます。

そのほか、青紫の色素であるアントシアニンのはたらきによって、炎症を抑えたり、毛細血管を強化したり、眼精疲労の回復にも期待できます。

プルーンは特に薬効に優れた優秀な食品

西洋すもものひとつにプルーンがあります。一般的に、生のままのものをプラム、乾燥させたものをプルーンといいます。

こちらも栄養価が高く、特に、干して乾燥させたプルーンは、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンE、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維といった栄養が濃縮されていて、とても優れた健康食品です。

たくさんの栄養の中でも、鉄分の含有量がほかの果物と比べるとズバ抜けて多く、貧血の予防に効果を発揮します。錠剤を用いると胃腸の調子が良くないという人でも、プルーンなら安心でしょう。

鉄分のほかにも、骨粗しょう症を予防するカルシウム、便秘解消に役立つ食物繊維のペクチンなど、女性にうれしい成分が含まれているのです。

すもも ( プラム ) にプラスすると効果的な食材

すもも ( プラム ) と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

皮に付いている白い粉のようなものを「ブルーム」といいますが、これは果実が新鮮な証拠です。熟したプラムは新聞紙や紙袋に入れて冷蔵庫で保存し、日持ちしないのでできるだけ早く食べましょう。

すもも ( プラム ) 食べ合わせ

プラムは、ビタミンCや食物繊維、抗酸化物質を豊富に含む果物で、健康に役立つ栄養素を多く持っています。プラムの食べ合わせについても、効果的な組み合わせと避けたい組み合わせがあります。

良い食べ合わせ

  1. ヨーグルト:
    • プラムの酸味と甘みが、ヨーグルトのまろやかな風味とよく合います。プラムの食物繊維とヨーグルトの乳酸菌が腸内環境を整え、消化を助けます。
  2. ナッツ類(アーモンド、クルミなど):
    • プラムに含まれるビタミンCがナッツ類のビタミンEと相性がよく、抗酸化作用が強まります。おやつやサラダに取り入れると、栄養バランスが整います。
  3. オートミール:
    • プラムとオートミールを一緒に食べることで、食物繊維が豊富で消化を助ける効果があります。プラムの甘さがオートミールの風味を引き立て、ヘルシーな朝食としておすすめです。
  4. チーズ:
    • プラムの酸味と甘みがチーズの濃厚な風味とバランスが取れ、特にクリーミーなチーズやカッテージチーズと一緒に食べると美味しく栄養価も高いです。

悪い食べ合わせ

  1. 冷たい飲み物や食べ物:
    • プラムは比較的冷やす性質を持っているため、冷たい飲み物や食べ物と一緒に摂ると体が冷えやすくなります。特に冷え性の人は注意が必要です。
  2. 高糖質の食品(砂糖菓子、甘いデザート):
    • プラムは糖質を含んでいるため、さらに糖分の多い食品と一緒に摂取すると血糖値が急上昇する可能性があります。特に糖尿病や血糖値を気にしている方は避けた方が良いでしょう。

木の実・果実

パパイヤ

消化吸収を助ける果物

パパイヤ
パパイヤ

南国を感じさせる果物の パパイヤ 。生のままの パパイヤ は日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、すばらしい効能をもっています。

ビタミンたっぷりで体を元気にする

パパイヤ には特にビタミンCが豊富に含まれていて、2分の1個を食べると1日のビタミンCの所要量を満たすほどです。

体内でビタミンAに変換されるカロテンも豊富だし、ビタミンB群も含まれています。

ビタミンCやカロテンは、粘膜を丈夫にして体に抵抗力をつけ、元気にしてくれます。細菌やウイルスに対抗する力で、免疫力を高め感染症やガンを防ぎます。

また、ストレスの解消に役立ちます。肌に潤いを与え、シミやそばかすを防ぐので美肌にも効果的です。

血液の循環を良くする作用もあって、心臓病からくる胸の痛みや体のむくみなどを改善します。

パパイヤにはほかにも、クエン酸などの有機酸、カリウムなどのミネラル類、食物繊維も含まれています。

消化酵素パパインがタンパク質の消化を助ける

パパイヤ には、パパインという酵素が豊富に含まれています。熟していない青パパイヤには特に多く含まれます。

パパインは、動物性・植物性両方のタンパク質を分解し、消化吸収を良くします。消化に時間がかかる肉料理と一緒に食べることで胃腸の負担が軽くなり、胃もたれを解消します。当初はタンパク質の消化酵素と考えられていましたが、脂肪や糖質も分解することがわかっています。

パパイヤには整腸作用のある食物繊維も多く含まれていて、食物繊維がパパインと協力し、胃腸のはたらきを高めます。慢性的な消化不良や胃炎で胸やけを起こす人、食欲が落ちた人などに効果的です。

パパイヤ にプラスすると効果的な食材

パパイヤ と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

パパインには肉をやわらかくするはたらきがあるので、熟していない果実を薄切りにして肉の間に挟んでおくと肉がやわらかくなり、おいしく仕上がります。

リンゴ

お腹の調子を整え、高血圧の予防にも良い

リンゴ
リンゴ

 

食物繊維が便秘も下痢も改善する

リンゴ は、主な成分がブドウ糖や果糖といった糖質で、水分をおよそ 80 % 含んでいます。

リンゴ にはさわやかな酸味がありますが、酸味のもとになっているのはリンゴ酸とクエン酸です。

豊富な酸が代謝や血行を良くして、疲労回復や食欲の増進にはたらきます。風邪をひいたときにすり下ろしたリンゴを食べると良いのは、消炎効果が期待できるからです。

リンゴのプロフィールはこちら。

果物としては リンゴ はビタミン類の含有量が少ないのですが、カリウムと食物繊維が豊富に含まれている特徴があります。

水溶性食物繊維のペクチンは、腸内を酸性にしてビフィズス菌などの善玉菌を増やし、有害菌が繁殖するのを抑えるはたらきがあって、下痢を止めます。

ペクチンは私たち人間の消化酵素では分解されずに、腸内をきれいに掃除して有害物質の排泄を促し便秘を改善します。

また、不溶性食物繊維のセルロースが腸を刺激して活発化させ、腸内環境を整えて便を出しやすくします。便秘を解消するためには、水溶性と不溶性の食物繊維をバランスよく摂ることが大切です。

血圧を下げ、生活習慣病を予防する

カリウムには、体内の余分な塩分を排出して、血圧を下げるはたらきがあります。利尿作用があるので、むくみを改善するのに良いです。

毎日、 1 日に 1 つ リンゴ を食べることで、血中コレステロールの値が下がり、善玉コレステロールが増えることに期待できます。

こういったことから、動脈硬化や心臓病、脳卒中を防ぎます。血糖値を維持する効果や満腹感を長続きさせるはたらきもあって、糖尿病やダイエットに効果的です。

リンゴ にプラスすると効果的な食材

リンゴ と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

ペクチンは リンゴ の果肉よりも皮のほうが多く含まれているので、皮ごと食べたほうが効果がアップしやすいです。

選び方

へたの切り口が新しく、皮には傷がなくつやがあり、全体的に均等に色づいているものがよい。

保存方法

ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存。熟し切っていない場合は、常温において追熟させる。温度0度前後、湿度85%に保つことが出来れば4~5ヶ月の保存が可能。

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