せり と一緒に食べると効果アップの食材 食べ合わせ せり の効能・効果などを紹介します。せり はカロテン(ビタミンA)、ビタミンB群、C、カルシウム、リン、鉄、食物繊維などが多く含まれる野菜です。
せり 粘った血液をさらさらに
せり の特徴的な栄養素は、100gあたり、カリウム 410 mg 、カルシウム 34 mg 、鉄 1.6 mg 、ビタミンA(βカロテン)1900 μグラム 。
ストレス性疾患を解消
せり はカロテン(ビタミンA)、ビタミンB群、C、カルシウム、リン、鉄、食物繊維などが多く含まれています。
青菜の少ない冬から早春にかけての数少ない日本原産の貴重な緑黄色野菜で、この時期の健康増進に欠かせません。
冬の間は体を温めるためにどうしても動物性食品の摂取が増えがちです。その結果、血液は過剰な栄養物や老廃物によって汚れ、粘着度が高くなります。
せりに含まれる葉緑素や葉酸、ミネラル、ビタミン類が協力して、このような状態を改善し、血液を正常で健康な状態にしてくれるのです。
高血圧、肩こり、糖尿病を予防する
せり 特有の香りのもとである精油成分や苦味成分には、ストレスへの抵抗性を高め、神経の高ぶりを抑制して、血圧を下げる作用があります。
ストレスや高血圧によっておこる肩こりや、目の充血、めまい、頭痛などを取りのぞき、動脈硬化や高脂血症、狭心症、糖尿病など成人病の予防、治療に効果をあらわします。また、精油成分には健胃作用や発汗・保温作用もあり、冷え性やかぜ、食欲不振などに有効です。
せり にプラスすると効果がアップする食材
- アスパラガス 、 ドジョウ 、 トウモロコシ ▶肝機能の異常亢進
- きくらげ 、 ホタテ貝 、 まぐろ ▶成人病(高血圧、糖尿病などの予防)
- しそ 、 春菊 、 だいこん 、 ふき 、 なし 、 びわ 、 みかんの皮 ▶痰を切り、咳を止める
選び方
葉の長さがそろっていて緑色が鮮やかなもの。茎が太いものはかたいので、細く香りがつよいモノを。
保存方法
根元を水で湿らせた新聞紙などで包んでからラップをして冷蔵庫の野菜室に立てて保存。