牛乳

誰でも小さい頃から親しみのある  牛乳  についてです。牛乳 は、各種栄養素がバランス良く含まれた準完全栄養食品です。
牛乳 の体への 効果 と 牛乳 と組み合わせると効果がより高まる食材の紹介です。

牛乳 は生命維持のために不可欠な三大栄養素であるたんぱく質、脂質、炭水化物に加え、日本人の食生活に不足しがちなカルシウムなどのミネラルやビタミンA、B2などを豊富に含んでいます。 これらの栄養素は各々の働きを補い、お互いを消化吸収しやすくしています。

不足しがちなカルシウムの補給源

牛乳 の特徴的な栄養成分は 100 g 中に たんぱく質 3.3 g カルシウム 110mg ビタミンB2 0.15mg 。です。

牛乳
牛乳

体に吸収されやすいタンパク質とカルシウムが含まれている

牛乳は、カルシウムが豊富なことで知られていますが、ほかにもアミノ酸バランスの良い タンパク質 脂質 炭水化物 ビタミンA や B2 ビタミンC  鉄 リン 亜鉛 などの栄養素がバランス良く含まれている、 完全栄養食品 です。

しかも栄養吸収率が 40 ~ 70 % と高く骨や歯を丈夫にしたり、精神を安定させてイライラを解消します。不眠気味の人は、寝る前にホットミルクをのむと安眠できます。

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カルシウムは、質も量もすぐれていて、消化吸収されやすい形になっています。

タンパク質と結合して丈夫な骨や歯をつくる性質をもっているので、その点でも牛乳の豊富なタンパク質がカルシウムの吸収率をアップします。

鉄分や亜鉛といった大切なミネラルも、液体のため有効に吸収されます。牛乳は、カルシウム不足といわれる日本人の食生活には、なくてはならない食品といえるでしょう。

脂肪がありますが乳化されているため消化が良くて、乳児には欠かせない栄養である乳糖も豊富に含まれています。特に牛乳の乳糖は鉄分の吸収を助け、貧血の予防や改善にも効果的です。

乳糖には腸内環境を整えるはたらきもあります。ただし、乳糖不耐症といって、乳糖を分解する酵素のはたらきが弱いために牛乳を飲むとおなかがゴロゴロしたり、なかには下痢をしてしまう人もいます。

この場合、牛乳を温めて飲み続けていると酵素のはたらきが活性化することもあります。

牛乳 には、と同じように、食品から摂取する必要のある 9 種類の 必須アミノ酸 がバランス良く含まれています。これが良質なタンパク質の条件です。

牛乳 に含まれているタンパク質のうちの カゼイン という成分は、体の中で消化されると活性をもつペプチドという物質を生成します。これらは、カルシウムの吸収を促進したり、血圧を降下させたり、免疫力を高めたりなど、さまざまな機能を発揮します。

虚弱体質を改善、胃の粘膜を守る

栄養が豊富な 牛乳 には、体を丈夫にして虚弱体質を改善したり、体のほてりを冷まし、滋潤する作用があります。病気で体が弱っているときの栄養補給には、温めた 牛乳 がよいです。

体がほてってのどが渇く糖尿病には温めずにそのまま飲むとよいです。また、温めないで飲むと胃の炎症を予防します。粒子が細かいので、胃粘膜を守って胃潰瘍の予防になります。

牛乳 にプラスすると効果的な食材

牛乳 と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。牛乳の効果をアップさせる食材です。

食べ方のポイント

加熱しても、 牛乳 の栄養はほとんど損なわれません。温めると表面に薄い膜ができますが、これは良質なタンパク質のかたまりなので一緒に飲むと良いです。

脂質や糖質をエネルギーに変える ビタミンB2 も豊富に含むので動脈硬化の予防にも効果があります。

どうしても脂肪分が気になる方は、低脂肪乳もありますので、利用するといいでしょう。

最近は、たくさんの牛乳がお店に並んで安全性についても心配される方が増えてきましたが、牛乳の成分を損なわない低温殺菌牛乳が望ましいでしょう。
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