かつお

血を補い、脳を活性化する

かつお
かつお

特徴的な栄養素は、100gあたり、たんぱく質 25.8g、脂質 0.5g、鉄 1.9mg、ビタミンB1 0.13mg、ビタミンB12 8.4μグラム。血を気を補い、消化吸収を助けるので、胃腸が弱っているときの栄誉補給に適しています。

記憶力を高め、美肌をつくる

かつおには、良質なタンパク質のほか、ビタミン類、ミネラルも豊富に含まれています。旨味成分のひとつであるグルタミン酸も含まれていて、これには記憶力を高める効果があるので、健脳食品としても注目されます。

また、かつおには、ほかの青魚と同じように、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)がたっぷりと含まれています。特にDHAの含有量は多く、活脳作用がありますから、学習能力や記憶力を高め、痴呆症などの防止にも働きます。

皮には老化防止や美肌効果のあるコラーゲンが含まれているので、表皮をあぶって皮ごと食べる、かつおのたたきは、女性におすすめの食べ方です。

血合いは栄養たっぷり

赤黒い血合い(ちあい)の部分には、ビタミンB1、B2、B12やビタミンD、鉄分といった栄養素が豊富に含まれています。ビタミンB12の含有量はほかの魚肉と比較して特に多く、ミネラルでは鉄が多く含まれています。

これらの栄養素は、疲労回復や食欲の増進、貧血の改善、肌を健康に保つなどの効果に期待できます。ビタミンDはカルシウムの吸収を高めるので、それによって強い骨をつくり、骨粗しょう症の予防にも効果的です。

生活習慣病を予防する

不飽和脂肪酸であるEPAは血栓をできにくくして血液をサラサラに保ち、HDL(善玉)コレステロールを増やし、LDL(悪玉)コレステロールを減らす働きがあって、動脈硬化などの生活習慣病を予防します。また、コレステロール値を下げるタウリンが含まれているので、高血圧や動脈硬化を予防し、肝機能を高めます。

かつおには、アンセリンという成分が含まれていますが、これはアミノ酸が結合したペプチドの一種で、尿酸の生成を抑えたり排泄を促して、尿酸値を下げる効果があるといわれています。血中の尿酸値が高くなることで引き起こされる痛風や腎不全、尿路結石のほか、動脈硬化、高血圧、心筋梗塞などといった生活習慣病の予防に有効です。アンセリンは、疲れのもとの乳酸の分解を促すので、疲労回復にも役立ちます。

かつおにプラスすると効果的な食材

かつおと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

栄養が豊富な血合い肉ですが、生臭さが気になる人は多いでしょう。薬味にショウガやニンニク、あさつき、しそなどを合わせると生臭さが減り、酸化を防ぎます。

選び方

背が鮮やかな青紫色をしていて、身は引き締まり。腹の縞がはっきりしているものが新鮮。刺身は色に深みがアリ、みずみずしく血が水分がしみ出していない物を。

保存方法

鮮度が落ちやすいので、冷蔵庫で保存し、買ったその日に食べるようにする。