キャベツ 外側 捨てる べきか捨てなくてもいいのか? をまとめています。外側の葉には、農薬リスクがあるから捨てるべきだ!という情報や、外側の葉には栄養があるから食べるべきだ!という情報がありますが、実際どどちらが正しいのでしょうか。
キャベツ 外側 捨てる べきか捨てなくてもいいのか?
結論から言うと、キャベツの外側の葉は、「汚れや傷みがひどくなければ、捨てずに食べるのがおすすめ」です。
理由は大きく分けて3つあります。
1. 栄養価が最も高い場所だから
外側の葉は太陽の光をたっぷり浴びているため、内側の白い葉よりも栄養が豊富です。
- ビタミンC:内側の葉の約1.5倍も含まれています。
- β-カロテン:キャベツに含まれるβ-カロテンの大部分が、この外側の青い葉に集中しています。
2. 農薬は「水洗い」で落とせるから
「外側は農薬が心配」という方も多いですが、以下の理由から過度に心配する必要はありません。
- スーパーに並んでいる時点で、すでに農家や業者が汚れのひどい一番外側の葉を数枚取り除いています。
- 現在使われている農薬は雨などで落ちやすいものが多く、流水で1枚ずつ丁寧に洗えば、ほとんど取り除くことができます。
3. 調理法次第で化けるから
外葉は繊維が硬く、特有の苦味(えぐみ)がありますが、これは調理法で解決できます。
- 細かく刻む:餃子のタネ、お好み焼き、チャーハン。
- じっくり煮る:味噌汁やスープにすると、甘みが出て柔らかくなります。
- 油で炒める:強火でサッと炒めるとシャキシャキ感が楽しめ、油が苦味を和らげてくれます。
逆に「捨てるべき」なのはどんな時?
以下のような場合は、無理に食べず取り除いてください。
- 泥汚れがひどく、洗っても落ちない。
- 虫食い跡が激しい、または虫が付いている。
- 乾燥してカサカサになっていたり、変色してドロっとしていたりする。
まとめ
一番外側の、明らかに硬くて汚れている1枚は処分しても良いですが、その次の青々とした葉は「栄養の宝庫」です。捨ててしまうのは非常にもったいないですよ。
キャベツ 外側の葉 捨てる べき?農薬のリスクや栄養、美味しい食べ方を徹底解説
