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スイカ

優れた利尿作用、熱中症対策に

スイカ

夏の風物詩ともいえる スイカ は瓜 ( ウリ ) 科の植物で、樹木になるものではないので分類上では野菜とされています。

スイカ は果肉のほとんどが水分です。その果汁には、糖質、リンゴ酸やアミノ酸の一種のアルギニンなどが含まれています。普通は野菜や果物に多く含まれるビタミン類がスイカには少ないのですが、カリウムがとても豊富です。

腎臓疾患、むくみに有効

利尿作用があることで知られるカリウムが豊富に含まれる スイカ ですが、シトルリンという尿をつくる特殊なアミノ酸も含まれていて、腎臓の機能を助け、腎炎や膀胱炎に効きめをあらわします。体内に吸収されたシトルリンは、アンモニアを無害な尿素に変換して排泄させます。

尿と一緒に余分な塩分を排泄するはたらきもあるので、むくみや高血圧、動脈硬化の予防や改善にも役立ちます。

シトルリンの効能、効果はこちら。

ただし、腎臓病や糖尿病を患い食事の制限がある人は、摂取に注意が必要です。

シトルリンが豊富なスイカのプロフィールはこちら

果皮や種子も高血圧・動脈硬化の予防に役立つ

スイカ には優れた利尿作用のほか、夏の暑さによる熱を冷ます作用もあって、夏バテ、日射病、熱中症の症状の改善に効果を発揮します。

また、こうした作用は、スイカの果肉の赤い部分よりも皮の白い部分のほうに多くあるといわれています。皮にはコレステロールを減少させるはたらきもあり、動脈硬化の予防に役立ちます。

種子にはタンパク質やリノール酸などが含まれていて栄養補給になりますが、それとともに高血圧や動脈硬化を防ぐことにもつながります。

スイカ にプラスすると効果的な食材

スイカ と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

皮の白い部分は、漬けものにしたり、炒めものや煮ものでも食べられます。

果糖は冷たいほうが甘味が出ておいしいですが、スイカには体を冷やす作用があるので、お腹がゆるい人や冷え症の人は気をつけましょう。

 

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