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おから

たっっぷりの食物繊維で腸をキレイにする

おから

食物繊維は豆腐の3倍、ミネラルも豆腐以上

豆腐大豆を煮つぶし、搾りとった豆乳に、ニガリを加えて固めて作ったもの。

おから は、豆乳を搾りとったかすのことですが、栄養的には豆腐に近く、食物繊維の多い健康食品です。

たんばく質は豆腐とほぼ同じくらい、カルシウムやカリウム、鉄分などのミネラルは豆腐より多く、食物繊維はなんと豆腐の3倍も含んでいます。

便秘、成人病を予防し、腸を活性化する

おから はまさに食物繊維の宝庫。アラビノガラクタンやペクチン、マンナンなど難溶性と水溶性の繊維がバランスよく含まれているので腸のぜん動運動を促して便通をよくし、腸のなかをきれいにそうじしてくれます。

また、腸内にたまった老廃物や発ガン物質を排泄し、大腸ガンの予防に効果を発揮します。

さらに血中コレステロールを減らして動脈硬化や胆石を予防する作用、血糖値の急上昇を抑えて糖尿病の予防や治療にも効果をあらわします。

また、成人病の発生源となるコレステロールを洗い流し、体細胞の老化を防止するサポニンや、同様の作用に加えて脳を活性化する作用のあるレシチン、利尿作用、むくみ改善などに働くカリウム、貧血を防ぐ鉄分などを多く含んでいます。

咳を止め、痰を切る。外用すればおできも治す

おから は胃腸の水はけをよくするので、痰を生み出す原因となる水分をシャットアウトするのに役立ちます。

そこで、肺や気道の炎症によって起こる咳や疾に、すぐれた効果をあらわします。一方、体に正常な潤いを与える働きも併せもち、胃腸の粘膜をなめらかにしてくれます。

そのほか熱を冷まして解毒を促進する働きがあるので、 おから を炒って患部に貼るなど外用すればおできを治す効果が得られます。

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