いちご

いちごの豊富なビタミンCで美肌や生活習慣病予防

いちご
いちご

手軽にビタミンCを摂取できる果物

さわやかな甘酸っぱさや見た目のかわいらしさが魅力的ないちごですが、 いちご はほかの果物と違って皮をむく手間が省けるので、手軽に食べることができるのも魅力です。

この いちご には、とても豊富なビタミンCが含まれています。ビタミンCの大きなはたらきには、風邪などの病気、ストレスへの抵抗力を高めることや、肌を白く、美しく保つことがあります。

ビタミンCの100グラム中の含有量はレモン汁にも負けないほどで、大粒のものなら5~6粒食べれば、1日に必要な量を満たすことができるといいます。

しかし、ビタミンCは人体では合成できないし、ストレスや喫煙などで破壊されてしまうので、意識的に摂りたい栄養素です。

ウイルスの繁殖を抑え、発ガンの生成を抑える

ビタミンCは、体内に侵入した細菌やウイルスを攻撃したり、同じようにはたらく白血球を強化してくれるので、ビタミンCを摂取することは、免疫力を向上させ、風邪などの感染症を予防したり、回復を早めるのに効果的です。

いちごには、アントシアニンやエラグ酸などのポリフェノールが含まれていますが、これらは強い抗酸化力をもっていて、ニトロソアミンという発ガン物質の生成を抑制します。

生活習慣病を防ぐペクチン

いちごに含まれるペクチンという食物繊維には、血中の悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを増やす作用があって、高血圧や動脈硬化、心臓病といった生活習慣病の予防にはたらきます。整腸作用もあるので、便秘や下痢を改善します。

食物繊維やビタミンC、鉄分などのはたらきによって胃腸を丈夫にし、食欲不振やお腹の張り、疲労回復などの症状にも効果をあらわします。

いちご にプラスすると効果的な食材

いちご と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

いちご の栄養を活かすためには、いちごを洗うときにヘタをつけたまま洗いましょう。ヘタを取ってから洗うと水っぽくなってしまうし、ビタミンCが水に溶け出して損失してしまいます。

いちごジャムなどもおいしいですが、加熱することでビタミンCはほとんど無くなるので、生で食べるのがおすすめです。

選び方

へたはみずみずしくてピンとしていて色は濃い緑色、実は光沢があり、鮮やかな赤色のものが新鮮。へたの近くの実の部分が白っぽいものは熟し切っていないので、実全体が色づいているものを選ぶ。

保存法

洗わないでラップに包み、冷蔵庫の野菜室で保存。

柿

柿 ( かき ) と一緒に食べると効果アップする食材や柿の効能 効果 食べ合わせ 栄養などを紹介為ています。柿は、栄養価の高い果物です。ビタミンC、β-カロテン、食物繊維などを豊富に含んでいます。

柿 豊富なビタミンが病気に負けない体をつくる

柿 は、熱をとって喉を潤すほか、利尿作用もあります。 柿 の渋みのもとタンニンは下痢を緩和する作用もあります。

柿 の特徴的な栄養素は、 100 g あたり、カリウム  170 mg 、 ビタミンC 70mg 、ビタミンA ( β-カロテン ) 420 ㎍。

柿

柿 といえば『柿が赤くなると医者が青くなる』ということわざがあるように、実った柿を食べると病気にならない、それだけ柿は栄養価の高い食材であるということです。

柿 に含まれている成分で特に豊富なのは ビタミンC です。 柿 をまるまる 1 つ食べれば、 1 日に必要な ビタミンC の量を補うことができるといわれています。

ビタミンC には強力な抗酸化作用があり、さまざまな活性酸素を除去して体が酸化するのを防ぎます。これによって、病気や老化、肌のトラブルが予防されます。

また、β-カロテンも豊富に含まれていて、 ビタミンC との相乗効果で、ウィルスなどに対する体の抵抗力を高めて病気の回復を早めます。粘膜を強くして、肌あれを防いだり、風邪の予防はもちろんガンの予防にも効果的です。

ほかに、食物繊維のペクチンや、余分な塩分を排出するカリウムが含まれていて、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の予防、便秘の改善になります。

動脈硬化や二日酔いを予防する

柿には渋みのもとでシブオールという タンニン 成分が含まれています。タンニンはポリフェノールの1つで、血中の悪玉コレステロールを減少させ、血液をきれいにしサラサラにします。

血液の悪玉コレステロールが増加すると血管の内壁が厚くなり、こぶのようになって血管を狭め、高血圧を引き起こして動脈硬化や脳卒中の原因になります。タンニンが豊富に含まれる柿には動脈硬化を予防し、高血圧を防ぐ効果が期待できます。

血流がスムーズになると老廃物が除去され、新陳代謝が活発になって、さまざまな体の不調の改善につながります。

アルコールデヒドロゲナーゼという酵素が含まれているのですが、タンニンを含め、これらにはアルコールを分解するはたらきがあります。さらに、利尿作用のあるカリウムも多く含まれているので、二日酔いの予防に役立ちます。

干し柿は特に優れた食品

干し柿にすると、ビタミンCは減少しますが、β-カロテンは生の柿よりも2倍くらいに増え、食物繊維も豊富になります。1回に食べる量の食物繊維含有量でみると、すべての食品の中で最も多いとされています。

タンニンはほとんどが不溶性になり渋みが自然に抜けます。糖分が生の柿の4倍くらいに増えて疲労回復に役立ちます。

干し柿の表面にできる白っぽい粉は、気管の粘膜を潤し、せきを止めたりたんを取り除いたりして、気管支炎に効くとされています。

ただし、カロリーが高いため、干し柿の食べ過ぎには注意しましょう。

柿 にプラスすると効果的な食材

柿 と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

食べ過ぎで体を冷やす可能性があるので、胃腸が冷えやすい人などは下痢を防ぐために注意しましょう。また、タンニンの作用で便秘をすることも考えられますので、やはり食べ過ぎには気をつけましょう。

選び方

へたがピンとしているもの。皮はつやつやとして全体的に濃いだいだい色をしているものがよい。

保存法

熟した物は早めに食べる。保存の際は、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。熟し方が足りない場合は、常温で追熟。

食べ合わせメモ

さつまいも と一緒に食べないようにします。結石になる可能性大です。また、空腹時や飲酒時も柿を食べるのは、NGです。

血圧を下げる効果大の柿に酢を合わせた超強力な柿酢もおすすめです。

【果実酢】昔ながらの製造方法 株式会社源齋(ゲンサイ)の柿酢「ももとせ 柿酢」

 

 

キウイフルーツ

ビタミンCが豊富

キウイフルーツ
キウイフルーツ

キウイフルーツ は、果汁が多くて、酸味と甘味がある爽やかな果物です。キウイフルーツにはビタミンやミネラルがいろいろと含まれていますが、特に多いのがビタミンCです。

キウイフルーツ100グラム中に約70ミリグラムのビタミンCが含まれているので、1つか2つ食べれば1日のビタミンC所要量の100ミリグラム近くを摂取できることになります。

ビタミンCは、活性酸素を抑える抗酸化作用があり、ガンやさまざまな生活習慣病を防ぐのに役立ちます。また、風邪の特効薬としても知られていて、抵抗力、免疫力の増強にも期待できます。

抗ストレスにはたらき、肌の美白やコラーゲンの合成にも必要で美肌のためにもたくさん摂りたい栄養素です。

同じく抗酸化作用のあるビタミンEやポリフェノール、葉酸、カリウムやカルシウムなども含まれています。

神経の疲労を緩和する

ビタミンCには、ストレスからくる中枢神経や自律神経の興奮を抑えるはたらきもあります。暑がりで汗をかきやすい、冷たいものを欲しがる、イライラしたり怒りっぽい、というような症状がある肝臓障害や糖尿病、高血圧症、心臓病などに効果をあらわします。

食物繊維やクエン酸も豊富

食物繊維のペクチンも多く含まれていて、余分な塩分を排出するはたらきのあるカリウムとともにクエン酸と協力して、血中コレステロールを減少させます。

また、脂肪の分解を高めて動脈硬化や高血圧などの生活習慣病の予防に効果的です。ペクチンには腸内環境を整えて便通を良くするはたらきがあるので、便秘を予防したり改善してくれます。

クエン酸やリンゴ酸などの有機酸が多く含まれています。クエン酸は、鉄やカルシウムの吸収を助けてくれます。

タンパク質を分解し消化を助ける

キウイフルーツの皮の近くには、アクチニジンというタンパク質を分解する酵素が含まれているので、肉や魚と一緒に食べると消化吸収が良くなって、胃もたれをおこさなくなります。

少しかためのお肉には、キウイフルーツの果汁をふっておいたりソースを添えておくとやわらかくなります。

ちなみに、キウイフルーツを食べた時に舌がチクチクしたように感じることがあると思いますが、これはアクチニジンやシュウ酸カルシウムの刺激によるものです。

キウイフルーツ にプラスすると効果的な食材

キウイフルーツ と次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

食べ方のポイント

胃腸が弱く冷え症の人は、生のままで食べ過ぎると体を冷やしてしまうので、注意が必要です。

選び方

傷やしみなどがなく、全体を覆っている産毛がぴんとしているもの。軽く握ったときにやわらかい感じがしたら食べ頃。

保存法

熟した物はポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で1週間保存可能。実がかたい場合は、常温で追熟させる。

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