サケ

血栓を防ぎ、体を元気にする

活性酸素を除去する

サケは身の色は赤いですが、もともとは白身魚です。この赤みは、サケのエサとなるカニやえびなど甲殻類に含まれるアスタキサンチンという成分で、身が赤いほどアスタキサンチンの含有量が豊富です。

カロテノイドの一種であるアスタキサンチンには強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去して、ガンの発生を抑制します。アスタキサンチンは、脳や目の奥など栄養が届きにくいところまでしっかり届き、眼精疲労の改善や動脈硬化の予防に働きます。
アンチエイジングや生活習慣病の予防などさまざまな効能が期待でき、サプリメントや化粧品にも使われたりしています。

血栓症を予防する、脳の機能を高める

サケの脂は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)という不飽和脂肪酸です。どちらにも、血液をサラサラにして、血栓をつくらせない働きがあります。

DHAは脳の発達を助けるといわれていて、神経伝達物質の量を増やし、情報伝達の能力を向上させる働きがあります。認知症を予防する効果でも期待されています。EPAとの相乗効果で、脳内の血管を健康に保ちます。EPAは血小板凝集抑制の効果が高く、血液の流れを良くし、さまざまな生活習慣病を予防する働きがあります。HDL(善玉)コレステロールを増やし、LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を減らして、血液をサラサラにします。高血圧の予防・改善に効果的です。

胃腸をあたため、滋養をつける

サケには、胃腸をあたためて消化機能を増進し、気力を増す効能があります。体力が衰えている、胃腸が弱っている、体が冷えて食欲がない、といったときに効く滋養食材です。

豊富なタンパク質、栄養素の代謝を良くして体にちからをつけるビタミンB1やB2、カルシウムの吸収を良くするビタミンDも含まれています。

サケにプラスすると効果的な食材

サケと次の食材の食べ合わせで、それぞれの健康への効果に期待できます。

  • アスパラガス、しいたけ、みつば
    ▶血栓を予防する
  • レンコン、ほうれん草、ごま
    ▶体をあたためる、冷え症を改善する
  • アスパラガス、白菜、みつば
    ▶胃腸の働きを高める、体力を回復させる

食べ方のポイント

サケの皮にはコラーゲンやDHAなどが豊富に含まれているので、残さず食べましょう。
サケにはアニサキスなどの寄生虫がいることが多いので、新鮮な鮭が手に入っても、家庭では生食は避けたほうがよいでしょう。店ではサーモンの刺身が出まわっていますが、一度冷凍して寄生虫を死滅させたものなどです。

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